ネットコミュニケーション

2022年12月22日

最近、バンカラジオという二人組のyoutuberとzoomで話す機会があり、彼らは元々早稲田の大学生で学生時代から動画投稿を始め、最初は学生ノリのしょうもない動画を投稿をしていましたが、次第に自分達のキャラ設定がハッキリしてきて、今では天才小学生vs最恐の母の親子対決といった構図で、今や幼稚園児から小学生の間で大人気になっています。登録者も70万人ぐらいあり大手芸能プロにも所属しています。
 まったくプロの映像制作の経験がない彼らが作る動画は、テレビの番組と何ら遜色ないほどのクオリティがあります。1年前まで自分達が住んでいたアパートや近くの公園で撮影していましたが、今や撮影専用のハウススタジオを持つまでになっています。二昔前まで映像を作ること自体かなり大変なことで、仕事で使える映像を作るにはとてつも無い高価な機材と人件費が掛かりました。それが今では10万円ぐらいのパソコンとスマホがあれば、放送にも耐えられる映像を個人でも作ることができます。クリエイティブな世界では以前のような下積み的なことを経験することはなく、個人のセンスと実行力と多少の資金があれば世に出れるのです。
10年ほど前、iPhone用のアプリを作りたくネットでフリーのシステムエンジニアを探し、仕事を依頼したいので打合せをしたいと申し込むとSkypeでいいですかと言われ、会ったこともない人とネットだけては不安なので結局、事務所に来てもらい打合せさせてもらいました。そのSEはすごく若くて20歳ぐらいで何でも小学生の頃からプログラミングをやっているそうで、少し頼りない感じでしたが結果としては面白いアプリを作ることができました。
入院している時、退院後のリハビリをどうすれはよいかと考えネットを使ってリハビリが出来ないかと思い、偉いセラピストさんに話すと、将来的にはそういった事も出来るのではないかと話していました。将来的ではなく、今したいのにと言っても「そうですね。やりましょう!」なんて言うはずもなく、実現できませんでした。その一年後、コロナウイルスが世界的に発生したすると、テレワークが普通になりネットを介して人とコミュニケーションを取ること自体、何ら抵抗がなくなりリハビリもオンラインでするところも出てきました。
体が不自由になりながらも何とかパソコンとネットを駆使して仕事をするのですが、当然以前のように仕事ができる訳はなく、全てを抱え込まず人に頼めることはやってもらうことにしました。仕事を依頼できるクラウドワークスなどのマッチングサイトでライターや動画編集できる人材を募集して仕事を依頼しますが、最近は主婦やサラリーマンの副業みたいにしてやる人が多く、なかなか良い人材に出会うことはできません。
少なからず文章に変んな絵文字みたいな物を書く女は絶対的に信用しません。
ネットの魅力はある意味とても平等であること、そこには性別や、年齢、容姿、学歴、障害がある無し等、関係ないこと、純粋にセンスとやる気、粘り強さがあれば利益を得ることができます。反面、詐欺めいたネットビジネス的な物も多いのも事実です。