脳梗塞Life日々の出来事4
2021.6
YouTubeのサイトMindfulnessのチャンネル名をMind showerに変更しました。
MIND SHOWER
◯サイケでプログレッシブな「ゆらゆら帝国」の音楽
90年代にこんなサイケなバンドが存在していたことを知らなかった。「ゆらゆら帝国」である。今から10年ほど前に解散したバンドだが、しかし「ゆらゆら帝国」って何てふざけた名前なんだと思ったが、その音楽を聴くと確かに「ゆらゆら」なのだ。1989年に結成された「ゆらゆら帝国」の音楽は、まさにサイケでありプログレッシブロックそのものだ。90年代に日本にこんなバンドが存在していたなんて驚きだ。その頃は仕事が忙しく音楽をほとんど聴くこともなかったので、その時代に活躍していたバンドを知らないのだ。しかし、サイケやプログレは1970年代が最盛期で海外ではジミヘン、ピンクフロイド、キングクリムドン、イエス、ジェネシスといった、ほとんどがイギリスのバンドで形成されている。プログレッシブとは前衛的というか実験的音楽で、初めて聴くと馴染みにくい音楽かもしれない。当時、日本で活躍したプログレッシブなバンドって何かあるだろかと考えると「四人囃子」といバンドが存在していて、改めて聴いてみると「ゆらゆら帝国」は「四人囃子」の影響が強いバンドであることが分かる。特にギターボーカルの坂本慎太郎は、「四人囃子」の森園のリードギターを弾きながらボーカルもこなすスタイルがそのままだ。歌詞や音の作り方もよく似ている。両バンドに共通していることは演奏テクニックがずば抜けていること、「ゆらゆら帝国」のドラム、ベース、ギターという最低限の楽器と機材で、これだけ重厚で迫力のある音を構築するバンドは他にはないだろう。「ゆらゆら帝国」のライブは独特だ、ほとんどMCがなく坂本が時々ボソボソと喋る程度で、客とコミュニケーションを取ることもなくアンコールもない。ステージで坂本はギターを弾きながら体を激しく動かし飛び上がることもある一方で、ベースの亀川はほぼ直立不動を保ち演奏する。それにファッションも独特で、ボーカルの坂本は70年代のパンタロンにモシャモシャのヘアーとまさにヒッピーファッションである、ベースの亀川はなぜかお姫様カットのロングヘヤーで微動だにしない、ドラムの柴田はオヤジっぽい。「ゆらゆら帝国」は2010年に解散したが、その理由を坂本は「完全にできあがってしまった」ことを挙げた。「ゆらゆら帝国」の最後のシングル「空洞です」を聴くと確かにそれまでの曲調とは明らかに違う感じがする。プログレと言うより普通のロックに近いかもしれない。それはこれまで使わなかったサックスや女性のコーラスが入っているのだ。ただ曲の完成度は非常に高いものである。坂本は芸大出で、やはりアーティスト志向が強く理想とする音楽が明確にあるのだと思う。今、世界の音楽はヒップホップが中心で、ロック的なバンド音楽はほとんど聞かれない。しかし日本はヒップホップより昔からロック文化なのだ。今そのような状況で日本のバンドは世界でもトップな気がする。昔は大ヒット曲があり、それで大きな会場、武道館やドームなどでコンサートができたが、今はyoutubeやSNSでどれだけ評価されるかで客を集めることができる。インディーズのバンドが、球場で何万人も客を集めコンサートをすることができるのだ。本来であれば「ゆらゆら帝国」は日本国内だけでなく、世界的にもっと評価されるべきバンドであるはずだ。
◯脳梗塞リハビリとは意識から無意識を再構築すること..
回復期のリハビリを始めてから最初の課題はベッドからの起き上がりでした。ベッドから起きれないと何も始まりません。とりあえずベッドから起きようと正常な左手をベッドに付いて上半身を起こそうとするのですが全くビクともしません。病気をする前、ベッドから上半身を起こすなど訳もないことですが、それができないのです。なぜこんな簡単なことができないのか、これが右半身麻痺の影響なのか。あとで知ったのですが脳梗塞になり右半身麻痺になると、ただ右側の手足が麻痺しただけでなく、お腹周りの体感も麻痺してるそうです。その影響があり起き上がることができないのかもしれません。それでなかなか起きれないので、ベテランのセラピストがレクチャーしてくれ、最初にベッドの柵を左手で掴み、そこから引っ張るようにして体を起こすことを教えてもらい、何度か練習してうちに体をベッドから起こすことが出来るようになりました。考えてみると上半身だけでも40キロぐらいはあり、それを左手一本で持ち上げることなど出来るはずがありません。しかし左手でベッドの柵を掴み体を起こすことを毎日続けていると、体を起こすという感覚が自然と身についてくると言いますか、同じことを繰り返していると最初は大変だったことも楽にできるようになってきます。ただベッドの柵を使わずに、体を自由に起こすことが出来るまでにはかなりの時間がかかりました。健康な時、ベッドから体を起こすなんて何でもないことですが、実際は手で体を押し上げると同時に腹筋や足のバランスを取ることで、体を起こすことができていたのです。これらはすべて無意識化で行われていることで、その無意識の感覚が脳梗塞により消えてしまったのです。人が体を動かすこと歩いたり、走ったり、手で何かを掴み投げたり、これすべて無意識化で体を動かしている訳で、この無意識の体の動きが機敏なほど優秀なスポーツ選手になるのだと思います。脳梗塞のリハビリとは失われた無意識の感覚を意識として認識し、それをどこまで無意識化し取り戻せるかということです。そのためには最小限の筋力は必要なはずで、筋トレまでしなくてベッドからの「立ち座り」という体の全身動作の繰り返しは最も効果的な行為なのだと思います。セラピストが「立ち座り」を1日200回なんて言ってましたが、その時は1日200回も「立ち座り」をやる意味が分からなかったのですが、今思いえば一回でも多く繰り返し「立ち座り」をすることで、脳や体に刺激を与えられ明らかに体は改善していきます。
続く…












ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません