脳梗塞Life日々の出来事1
○リハビリとリモートワーク
コロナにより世間ではリーモートワークとかで、自宅で仕事をするようになりました。そのせいか、どこで調べたのか分かりませんが、先日ネットを使ってリハビリをやりませんかと電話ありました。何だろうと思い話を聞くと、スカイプやラインのテレビ通話機能を使って対面しながらリハビリをするということでした。言語聴覚であればテレビ通話を使って、声の発生練習や高次機能を調べたりすることは、できなくはないと思いましたが、脚や手のリハビリをパソコンやスマホの画面越しにできるわけがありません。すると先方は、今この電話でそのままリハビリをやりませんかと言われ「何か体で気になることはありませんか?」と聞いてきたので、ついつい「足の踵が付かない」といってしまったのです。するとすかさず、スマホをスピーカーにして椅子に座ってくれといわれ、先方は足のアキレス腱を伸ばして、その後椅子に座り「ヘソ」を突き出すように立ち上がってくれと指示がありました。そのまま言われるがままに、立ち座りを何度か繰り返しました。途中で何をやっているのだろうかと思いましたが、「先方がどうですか?」と聞くので「何も変わらない」と言うと「やはりテレビ通話でいかがでしょうか?」言うので「もう結構です」と言って電話を切りました。リハビリというのは、直接患者の体に触れてこそリハビリができるものだと思いますが、今では濃厚接触となり一番危険な行為になります。それを考えるとパソコン画面を介してリハビリと言わず、ダイエットや運動不足の解消程度のことなら有りかもしれません。コロナひとつで立ち行かなくなる仕事もあれば、新しい発想で生まれてくる仕事もあるんですね。
○脳梗塞とコロナウイルスと自粛
コロナウイルスにより、血栓を詰まらせ脳梗塞になるケースがあるそうです。既に一度脳梗塞をしているので、コロナで二度目の脳梗塞にでもなったらたまりません。
コロナウイルスは、病気を発生させ、人を分断し、新たな争いを生みだしました。突然出現したコロナウイルスですが、そもそもウイルスとは何者なのか?ウイルスは自分で繁殖はできないので、分類としては生物ではなく物になるそうです。ウイルスが人に感染すると最悪の場合、人は死んでしまいます。人が死ねば当然ウイルスも死にます。生物の最大の目的は子孫を残すことで、自ら死を招くようなことは通常しません。それではウイルスが生存するも目的は何でしょうか?ウイルスは生物の体内でしか生きられないため、地球上に生物が誕生したと同時に生まれてきたと考えられています。ウイルスにより人類が痛めつけられた歴史は、文明ができた紀元前9000年頃からからあります。文明により多くの人が集り暮らすことで、天然痘ウイルスなどが人々に感染し多くの犠牲者が出たはずです。天然痘が撲滅できたのは、つい最近数十年前です。100年前のスペイン風邪は、文明の近代化により人類初の大量虐殺の戦争と言われる第一次世界大戦がが行われた頃に大流行しました。しかしその世界大戦を終わらせたのは、世界に広がったスペイン風邪の死亡者が三千万人に達し、それにより戦争が収まったと言われます。ある意味、インフルエンザが戦争を抑え込んだのです。人類が大きく発展すると、凶暴なウイルスが発生し人類に警笛を鳴らす。それではコロナウイルスが蔓延している現代はどうでしょうか?ネットやデジタル、AIなどにより第二の産業革命と言われる一方でCO2による地球温暖化問題が顕在化し、世界中で自然災害が多発しています。またグローバル化による国同士の対立も激しくなっています。そんな時期にコロナウイルスが発生しました。今、世界では都市封鎖により人々は自宅に閉じこもることを余儀なくされています。それにより当然経済活動は滞り、今までの日常生活が送れなくなりました。これはある意味、人類と地球環境にとって決して悪いことではありません。人類は愚かで自らを抑制することができない限り、第三者にコントロールしてもらうしかありません。それがコロナウイルスであれば、遠い地球の未来を考えれると、コロナウイルスは地球と人類にとって、救世主なのかもしれません。
・・・続く
○デイサービスというところ

リハビリ病院を退院後に引き続き手足のリハビリをするために、デイサービスにいきました。病気をする前までデイサービスというものがあることさえ知りませんでした。デイと言ってもそれぞれ特徴があり、最初に行ったデイはリハビリに特化したデイということで、午後一時から三時間のコースを受けることにしました。早速、迎えにきた車に乗り特化型のデイに行くと、さほど広くもない建物に15人ほどのお年寄りがいました。他には私のような脳梗塞らしき男性が二人いました。そして指導するのはピンクのシャツを着たスタッフが4~5人いて運動を指導していました。とても専門的な知識を持った人たちとは思えないのですが、天井から垂れたロープを使った、単純なストレッチ体操をするくらいなので、声が大きければ誰でもできそうな内容でした。デイサービスというのはどちらかというと、お年寄りの運動不足の解消や健康維持を目的したもので、脳梗塞などの専門的なリハビリをするような場所ではないことが分かりました。でも皆さん楽しそうに運動をしたり会話を楽しんでいて、それはそれで貴重な施設ではあるようです。もうひとつのデイも送迎があります。こちらのデイはお風呂と食事ができます。施設はかなり広くゆったりした空間にやはりお年寄りが20人ほどいます。皆さん楽しそうに話をしたりくつろいでいます。お世話をしているのは、介護師の資格を持った職員さんで常時5~6人います。病院もそうですがデイなど介護の現場で働いている方、特に女性の人たちはとても明るく元気が人が多いなといつも感じます。こういった方々に介護というのは支えられているのだと痛感します。最近、コロナウイルスが原因でデイサービスを閉鎖したりするところもあるようですが、お年寄りにしてみるとすでに生活パターンになっているので、突然デイがなくなることのないよう祈ります。
○久しぶりの病院は

半年振りに、リハビリ病院に一週間ほど入院することになりました。入院の目的は、先日した「ボトックス注射」の効果をより上げるためです。久しぶりの病院は、今のご時勢を考えると、さどかし喧騒としているかと思いましたが、リハビリ病院なのか意外とのんびりした雰囲気で、以前入院していた時と変わらず、なじみのセラピストさんや看護師さんと、たわいもない話が楽しかったりします。入院初日は基礎体力の計測で、歩きのスピードや握力、物を掴む能力、腕や手の動き確認します。リハビリ室には、四月から入った新人のセラピストさんなどいて、新鮮な雰囲気がいいいです。病院なので夜九時には消灯ですが、いつもなら眠る気にはなりませんが、不思議と病院にいると眠る体勢になります。夜、ベッドで横になっていると、患者に向けた看護師さんのカロヤカな声が廊下から聞こえてきます。認知症ぎみの患者の相手は大変だと思いますが、決して怒ることはなく優しい言葉を掛け続けます。看護師さんて仕事とは言え、何故あそこまで人に優しくできるのだろうか。一番感心したのは隣の患者のおじいさんが頻繁にナースコールボタンを押すのですが、それでも来た看護師さんが「呼んでくれてありがとう!」と言った看護師さんがいたことです。
○散りかけた桜を見て思うこと…2020.4
以前、住んでいた部屋の前に桜の木があり、毎年ベランダから満開になった桜を楽しんでいました。しかし、昨年は入院していたので、桜を見ることはできませんでした。その後、退院しても麻痺したこの手足では、桜の見える部屋に、そのまま住むことができず、別の住居に引っ越すことになりました。
それで今年は遅ればせながら、近くにある桜を見ようかと思いましたが、まだ一人で杖を付いて外を歩くのに不安があり、訪問リハのセラピストさんと一緒に行ってもらうことにしました。桜の木までの距離は300mほどで、杖だけでは疲れるので、最近、レンタルした押し車も使って行く事にしました。押し車を使えるのも、麻痺した右手がかなり回復し、ハンドルを握ることができるようになったからです。杖や押し車を交互に使い、何とか桜の見えるところまでやってきました。桜はすでにかなり散り、葉桜ぽくなっていましたが、風に吹かれて時より桜の花びらが、ヒラヒラと舞う様子がとても綺麗です。桜の花など子供の頃から見ているし、桜そのものは何も変わりません。しかし、大病を経験した今、そして世界的に広がったウイルスにより、少し前の世界とは一変してしまいました。オリンピックも延期になり、プロ野球もサッカーも相撲も、あらゆるスポーツやエンターテイメントが休止し、人とのコミュニケーションも制約される今、一年後の世界がどのようになっているのか、以前と同じように、またごく当たり前の桜の風景を見ることが出来るよう祈りたいです。

麻痺し硬くなった筋肉を柔らかくする治療として「ボトックス」という注射を打ちます。注射は三ヶ月後とに打ち、今回で四回目になります。ボトックス注射とは、どのような注射かと申しますと、猛毒で知られるボツリヌス菌を、硬くなった脚や腕の筋肉に注射器で直接、打つ治療になります。何故、あの猛毒で知られるボツリヌス菌で、筋肉が柔らかくなるのか?その前に、そもそも猛毒を体に注入して大丈夫なのかと言うことですが、詳しくは分かりません。ただ言えるのは、とんでもなく痛いということです。一度に5~6箇所、脚と腕に打ちますが、その痛さも四回目となると痛みもかなり馴れ、モニターに映る自分の筋肉を見ながら、注射針が筋肉に刺さる様子を冷静に見れたりします。ベテランのセラピストさんなどが見ると、モニターに映る白黒の筋肉を見ただけで、筋肉の良し悪しが分かるようで、私の筋肉は綺麗だと褒められました。
◯コロナウィルスと復活 (2020年4月2日)
最初は大したことないと考えていたコロナウィルスですが、ここ最近のヨーロッパやアメリカの様子を見ていると、ただ事ではない気がしてきました。そう言えば昔「復活の日」という映画があり、この映画は「正体不明のウィルスが世界に蔓延し人類が絶滅、しかし南極にわずかに生き延びた人が生存していて….」日本映画の中では、かなり好きな映画でした。
震災の時の原発の爆発もかなりショッキングで、自分が生きている間に、このような事が起きるのだと思いましたが、さらに全世界的なカオスな世界が広がろうとしている事象を、今どのように受け止めれば良いのでしょうか。
インドの14歳の預言者Abighya Anandは、今の世界の様子を昨年、予言していたそうです。それによると、「世界が2019年11月から2020年4月まで厳しい局面に入ると予測しました。この6か月の間に、世界的な病気が広がり、世界的な緊張が高まるでしょう。その最盛期には、世界が緊張している状態で、この州のクライマックスを示す3月31日がすべてです。しかし、5月29日、地球がこの厳しい時期から遠ざかるようになり、地球規模の病気の蔓延がより管理しやすくなるため、地球規模の病気の衰退を示します」アメリカの感染のピークが4月末と言われてるので、5月末から収束するというのいは、満更外れていないかもしれません。
◯意識と無意識

人は歩くことと呼吸することは、無意識に行っているそうです。確かに「あ、そうだ呼吸しよう」と思って息をする人はいません。ただその呼吸も、脳でコントロールしています。脳梗塞でも脳幹梗塞になった私は、一番太い血管が詰まり、もう少しで呼吸が停止するとこでした。脳梗塞になると体をコントロールしている脳細胞が壊死し、その結果、半身麻痺になり体が思うように動かなくなります。動かなくなった足や手を動くようにするには、リハビリをするしかありません。ただ最近思うには、手足を言われるがままに、動かすだけでは、初期的な動きには対応できても、より複雑で細かな動きには対応できないのではないかと。壊死した脳細胞は再生することはできませんが、新しい神経の伝達回路を作ることはできます。そのためには、より体を動かす「意識」を強く持ち、脳細胞に刺激を常に与え続けることで、意識が無意識に変化し、体が自然に動くようになのではないかと思われます。
○ASMR
ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)は、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚、直訳すると自律感覚絶頂反応となる。簡単に言えば日常の中に存在する音で、例えば街の雑踏や、電車の走行音、カフェやレストランの店内の音、また身近な音でいえばビールを注ぐ音、飲む音、物を食べる音、包装紙を開ける音、また自然音でいえば雨の音、川の音、波の音などです。
元々、環境映像や環境音楽が好きで、自分で撮影した映像を編集しyoutubeに「Mindfulness」というチャンネル名で環境動画をアップしています。この一年入院やリハビリでほったらかしにしていましたが、知らない間に登録者が1500人を越えていました。このサイトのテーマは「脳と心を癒す」です。ASMRや環境音楽を聴くことで、自律神経を整える効果があると言われています。もしかして脳梗塞で傷ついた脳細胞も修復されるかもしれないと考え、夜眠る時などに聴いています。
○感情失禁って何?

入院時、リハビリをしていると、さほど面白くもないのに笑ってしまうときが多々ありました。自分でも何が面白いのか分からなく、何かが込み上げてくるように笑ってしまうのです。特に、あるセラピストさんが来ると笑いが止まらず苦労しました。笑うこと自体、悪いことではないと思うのですが、状況によって誤解されることがあり、気をつけていました。脳梗塞など脳の病気になると、性格が変わる人がいると聞いたことがあり、漠然と病気に原因があるのかもしれないと考えていました。
先日、youtubuで脳梗塞になった患者さんが、体験談を話していたのですが、その中で「意味も無く突然笑いだす」ことがあり、笑いを止めるのに苦労したと話していました。これは自分と似ていうるなと思い、またそのような状態を、「感情失禁」と言われとることを知りました。多分、状況に関係なく突然、意図せず笑ったり、怒ったり、泣いたりするから「感情失禁」という表現になったのでしょう。人は歩いたり、見たり、食べたり、また感情までも脳がコントロールしていて、ほんの少しでも脳細胞を損傷すると、何らかの障害が出てくるのですね。
○焼き鳥屋に行く!

訪問リハビリのセラピストさんと前々から気になっていた、近くの焼き鳥屋までリハビリがてら歩いて行って来ました。往復300メートルぐらいです。11月も半ばを過ぎると陽が翳り、おまけに風が吹くので寒かったりします。焼き鳥屋までの道は、少し上り坂ですが割とスムーズに歩くことができましたが、それでも15分ぐらいはかかります。焼き鳥屋に着き店内に入ると、焼き鳥屋というより居酒屋に近く、おばちゃんが一人で切り盛りしていました。早速、焼き鳥のメニューを見ると「ねぎま」100円と表示されています。「安いな~」というと、おばちゃんが「ついこの前まで80円」だったとのこと、何でも、もうさほど儲ける必要もないのでできるだけ安くしているそうです。何て良心的な店なんだろうと思いつつ他のメニューを見てみると、焼き鳥以外にも焼飯、焼きそば、ハムフライetc..せっかく痩せたのに、また太ったら大変なことになります。今回は、お持ちかえりで焼き鳥を10本ほど買いましたが、次は椅子に腰掛けて、あまり酒は飲みませんがビールぐらいはちょっと飲みたいものです。外を歩くにしても、何か目的を持って歩く方がリハビリには良いですね。
○筋トレ
7月から4ヶ月、週2回筋トレやってきました。おかげでだいぶ筋肉がついてきたので、これからは平行棒を使った歩行訓練をします。目標は、足を引きずらずに美しく歩くこと!



2019.11
○入院から一年
脳梗塞で入院して丸1年経ちます。まさか自分が脳梗塞になり、右半身麻痺になるとは思いませんでした。これまで大きな病気もしたこともなく、ましてや入院するなど考えたこともありません。今は退院して3ヶ月ほど経ちますが、まだまだ手足の動きは鈍く、杖をついて何とか歩けるといった感じです。しかし、手足が無くなった訳ではないので、自分が障害者になったという感覚はあまりありません。まあ、ちょっと骨折して少し長いリハビリをしている程度に、考えておいた方がいいかなと思っています。自分自身の体の不自由さより、体が思い通り動かなくなったことで、人様に世話にならないと出来ないことがあまりにも多く、その事が一番気持ち的にきつくストレスに感じます。
脳梗塞になり、おまけに手術までしたこの1年。あまりにも沢山の出来事があり、今なぜ、命があるのかさえ不思議なくらいです。偶然の積み重ねで命があるとするならば、それが幸運なのかは、これからの生き方しだいです。











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