4人部屋の3人は認知症患者さん

2019年9月26日

入院当初、2人部屋にいた私ですが、病状が落ち着くとナースセンターから離れた4人部屋へと移されました。そして、その4人部屋は私以外の3人は認知症の患者さんでした。
1人は80歳前後の方で、夜になると自身の体が宙に浮く感覚に襲われるようで、そのたびにベッドのパイプにしがみつき、意味の分からない独り言を言い始めます。
もう1人は、やはり80歳ぐらいの方で、夜になると徘徊するのでベッドを離れると警報音が鳴るようになっていて、毎晩あまりにも頻繁に鳴るのでこれにはかなりまいりました。
あと1人は70歳ぐらいの方で、この方は認知症というほどではないのですが、自分の言ったことをあまり覚えていないのか、私がよく夜中に激しく咳をしていると、隣から「うるさい!」「静かにしろ!」などと何度か怒鳴られました。さすがに私も腹に据えかねて、ある晩「オイ!ふざけるな!ここは病院だ!うるさいならお前が廊下に出て寝ろ!」と言い返してやりました。1枚のカーテンを隔てて、まさか言い返されるとは思っていなかったのか、「え!」という声が聞こえた後、隣からの怒鳴り声はなくなりました。
しかし、この患者さんは、困ったことに前日にあったことをあまり覚えていないのです。ですから自分が怒鳴ったことも怒鳴られたことも覚えていません。結局、私は睡眠不足になり、その後、軽い睡眠薬を飲むことになりました。