MRI検査 閉所恐怖症って?
十数年前に、脳の内部を立体的に見ることができるMRIの検査を受けたことがあります。当時、パソコンの作動音やエアコンのモーター音、車のエンジン音などを耳にすると、めまいが起き、その原因が分からなかったため、MRI検査を受けることになったのでした。
MRIの検査をしたことがある方は分かると思いますが、かなり狭い空間の中にほぼ首から上を突っ込み、工事現場のような「ドカン!ドカン!」というような音を15分から20分ほど聞き続けることになります。
それまで自分が閉所恐怖症という認識はありませんでしたが、MRIという検査機を前にして、「検査中は頭をできるだけ動かさないでください」という医師からの説明を受けたあたりから、まったく自信がなくなってしまいました。担当の医師に15分間検査を受ける自信がないと伝えると、「できるところまでいいですよ」と言われ、「駄目なときはボタンを押してください」と説明がありました。
そしていよいよMRI検査が始まり、頭部から白いカバーに徐々に覆われ、いよいよ目の前が塞がれると、呼吸が少しずつ荒くなってきました。耳栓をしているものの、「ドッカン!ギギギ…」という絶え間ない音と目の前の白い壁、頭を動かしてはいけないという脅迫観念から次第に過呼吸となり、結果として、5分ほどでギブアップしてしまいました。
こんな経験のある私ですが、今回の脳梗塞でも、同じMRI検査を受けることになりました。しかし、今回ばかりは途中でギブアップするわけにはいきません。約15分間、ひたすら目を閉じて耐え、何とかMRIの検査を終了するこができました。
MRI検査は、今回の脳梗塞で計4回受けましたが、2回目のときにこわごわ目を開けてみると、目の前にどこかの風景映像が流れていて、意外とリラックスして受けることができました。この10年の間に、MRI検査もかなり改善されたということだと思います。それから足を微妙に動かすことで、頭を動かしてはいけないという強迫観念が和らぐことも分かりました。
今回の入院では、MRIの他にCT、エコー、胃カメラ、内視鏡カメラと、あらゆる医療機器を体験しましたので、またご紹介したいと思います。












ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません