脳梗塞の後遺症

2019年9月9日

脳梗塞は脳の血管が詰まることで酸素や栄養が行き届かなくなる病気のため、一部の脳細胞が死んでしまいます。そのため、ダメージを受けた部分や範囲、程度によって、さまざまな症状が残ることがあります。この後遺症については、障害を受けた場所によって、その種類が決まり、運動障害、感覚障害、構音障害、高次脳機能障害といった障害の一部、もしくはすべてが残ります。しかし後遺症も症状と同様に百人百様です。
運動障害は身体の左右片側だけまひが残る片麻痺や手足のコントロールがうまくできなくなって、食事や更衣といった日常動作ができなくなる障害です。また喉や舌にまひが残ると、ろれつが回らないといった発声に関する障害や、ものが飲み込めないという嚥下障害が残ることもあります。
片麻痺を生じると、運動神経と深いかかわりを持つ感覚神経も損傷を受けることが多いため、感覚障害を伴うことが多く、身体の半身がしびれる、ものに触っても感覚がない、温度を感じないといった障害が残ります。
構音障害は声が出せないというだけでなく、言葉や文字を理解できなくなる、文字が書けないといった障害も指します。
高次脳機能障害は認知障害とも呼ばれ、記憶や学習といった脳の認知機能にダメージを受ける障害で、記憶が失われたり、新しいことが覚えられないといった記憶障害、集中力が低下してミスが多くなる注意障害、ものごとが実行できなくなったり、興奮して暴力的になる社会的行動障害などがあります。

Posted by beaconomori