装具とリハビリ

2020年5月28日

リハビリ病院へ転院して、まず最初に脚に付ける装具を作りました。装具は太ももの付け根から爪先まである長下肢装具で、オーダーメードで一週間ほどで完成しました。早速、脚に装着してみると、麻痺している右側の脚全体が装具で固定されている感じで、セラピストさんの補助してもらい二本の脚で立つことができました。その場にいた主治医が歩いてみようというので歩くことになり、といっても歩けるわけがなく、正常な方の左足をなんとか自分の意思で半歩出し、麻痺側の右脚は二人のセラピストさんが無理やり抱えて出します。その繰り返しで2~3メートル歩いたような気がします。かなり無理やり感がありますが、歩けるのだとわかりました。歩く練習と同時に綺麗に歩くためには、麻痺して曲がった体を修正しなくてはなりません。自分では体の曲がっていることが認識できず、背中の写真に撮ってもらうことで、初めて自分の体が左側に曲がっていることが分かりました。足を振り回さず綺麗に歩くためには、背筋を真直ぐにすることが必須です。フルの装具を付けて歩くリハビリは、セラピスさんが私を後ろから抱えながら、麻痺足の動きを手で補助する形で行います。最初は2~3m歩くのがやっとで、それだけでかなり疲れます。それでも毎日やっていると少しずつ体がなれ、歩くテンポが速くなってきます。その次の段階として、天井からつり人形のように吊らされて歩く道具があり、これは体をベルトで固定して歩くので転ける心配がないのと、下を見ず正面を見て歩くことができます。これもセラピストさんが後ろから補助しながら歩きます。10m位の距離ですがこれを何度も何度も毎日繰り返し歩きます。最初は歩くのもヨレヨレでしたが、繰り返し歩くうちに自分の足でしっかりと、歩けるようになってきます。リハビリ病院に12月に転院してから40日目ぐらいでしょうか、本来、杖を付いて歩く練習は3月ぐらいと考えていましたが、あるセラピストさんが四点杖で歩いてみないかと言われ、正直それは無理だろうと思いましたが、信頼できるセラピストさんから言われたので、駄目もとで歩いてみることにしました。この時点では長下肢装具の膝から上の支えは取れ、膝から下だけの装具になっていました。杖を付きながら恐る恐る歩くと、すると時々支えてもらいながら、かなり無理な感じではありましたが歩くことができました。自分でもまさかと思いいましたが、ふらつきながらも10m20mと歩きました。一ヶ月ぐらい前までほぼ寝たきりだったのに、杖を付いて歩けることが信じられない感じです。担当のセラピストさんたちも驚くぐらい順調にリハビリは進んでいました。