また看護学校の学生さんが来た!

手術が決まると、また看護学校の学生の実習で2名受け入れてくれないかと依頼が来て、前回も楽しかったので引き受けることにしました。翌日、男女一名ずつの学生さんが先生と一緒にやって来ました。二人とも二年生でいかにも学生という感じです。昨年、一度学生さんの実習を引き受けた事があると話し、その時一年先輩のIさんが来た事を話すと、Iさんの事を知っているようで直ぐに打ち解けて話ができました。そう言えば2月なので、そろそろ看護師資格の国家試験の時期でIさんも受験するはずです。なんでも資格試験の前に学校で壮行会が行われるとかで、それならIさんに試験を頑張るよう伝えておいてくださいと、一緒に来た先生に話しました。その後、Iさんからも返事が来ました。

実習に来たのは男女で、最近は病院にいても男性の看護師も結構いたりします。看護師の仕事って肉体的にも精神的にもハードな仕事だと思うので、本来なら男性の割合がもっと多くても良いのかもしれません。

昔は男ばかりの仕事って多かったですが、テレビの仕事も男性中心の仕事でしたが、いつの間にいかカメラも女性のカメラマンもいたりしますし、制作の現場でも女性の割合が多くなっていました。その逆に本来女性の職場だった仕事に、男性が入っていくことも多くなっているのでしょう。

看護学校に行く生徒さんって、それなりに意識が高くないと行かないと思うので、学生の二人にどうして看護師になろうと思ったのか聞いてみました。女子のIさんは子供の頃、怪我をし入院したことがあり、夜寂しくて泣いていると看護師さんが来て色々なことを話ししてくれ優しくされ、それで自分も同じような看護師になりたいと思ったそうです。男子学生のH君は、人の役に立ちたいから看護師になろうと思ったそうです。今の時代、人のために何かをやりたいと思うだけでも立派なことです。今回の実習の目的は、手術の現場を実体験することが大きな目的なようです。実習は二週間で、その間に血圧を測ったり、ベッド周りの整理したり、足湯をしたり、髭剃りの手伝いや、入浴させてくれたり、リハビリの見学など、最後に五時間の手術の様子を見せてあげられ、少しは何かの役に立てたのであれば良かったと思います。一番楽しかったのは、来年受ける国家資格の試験が自信がないというので、日頃病気で疑問に思っていたことを彼らに質問したことでした。例えば、「なぜ、痛みがあると血圧が上がるのか?」とか「ベッドのL字のバーは何のためにあるのか?」「ポリープの手術後に肋骨の下が激痛が起こり、肋骨の下は何の臓器があるのか」など質問するとそれなりに答えていました。あっという間に実習の二週間も過ぎ最後の日に二人で挨拶きたので、あと1年頑張って勉強して立派な看護師になってねというと、女の子のIさんは少しだけ涙ぐみ、男の子のH君は寂しそうな顔をしていました。あれから1年経ち、その後二人とも国家試験に合格し、今は病院に勤務していることを聞きました。少し頼りなさげな二人でしたが今は仕事の厳しさと戦いながら、きっと大きな声でテキパキと仕事をしているんだろうな。しかし看護学校って面白そうな学校だな、看護学校の生徒を入学から卒業までの三年間と、その後の三年間ぐらいを記録したドキュメンタリーを作ると「白線流し」みたいな青春グラフィティーぽいかっこいいドキュメンタリー映像ができるじゃないかな。